Wii値下げの考察


Wii値下げの考察

 本日よりWiiは5000円値下げされて20000円となりました。お店によって売り切れたり、いつも通りだったり様々なようですが、少なくともPS3のような勢いはないようです。

 前回Wiiの値下げについて採り上げましたが、Wiiの値下げがされる10月1日はWiiFitプラスしか発売されません。しかもWiiFitプラスは初動で売れるソフトではないため、それほど本体の売上を引っ張るソフトではありません。(実際に今日は静かなスタートとなっています)
 しかも、Wiiの本体価格が5000円下がったところで、新規ユーザーの掘り起こしはあまりないと推察されます。各方面のブログでもWiiの値下げは戦略もクソもない値下げと酷評されています。では、何故任天堂はこの時期に値下げを敢行したのでしょうか?

 実は近視眼的に日本国内だけにしか目を向けていないと答えを見つけることが出来ません。その答えは海外にあるからです。
 海外、特に北米では相次いで本体を牽引するソフトが発売されます。当然PS3やXbox360の値下げもあり、海外での値下げは避けては通れなくなりました。特に北米では本体価格を引き下げることによりユーザーの裾野が広がっていくという事例が過去十数年続いていますので、ユーザー層拡大のためには値下げは必然となります。

 しかし、そうなると「日本では別に値下げをしなくても良いのでは?」という新たな疑問が湧き上がります。その考えも国内だけを見れば一見問題ないように見えます。ですが、もし海外では値下げをして国内では値下げされなければどうなるでしょうか?「NewスーパーマリオWiiの発売時には値下げをされる」「そんなに遠くない時期に値下げするだろう」といった噂が先行してしまい、値下げが実行されるまで買い控えが起こってしまうのは予想に難くありません。それを防ぐためには、たとえ日本では本体の普及を牽引するソフトが少なくても、ワールドワイドに考えると全世界で同時期に値下げをしなければいけない、という結論に達します。

 尚、任天堂の株価は「本体の値下げ競争による収益悪化の懸念」により値下がりしています。こういう情報をいち早く手に入れて分析できた投資家は、ここで一儲けできたのではないでしょうか?因みに私はここで情報を公開している上、内部情報を得る事の出来る立場ではないので、インサイダーにはあたりません。

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2009年6月 1日|

カテゴリー:Wiiソフト