クロスレビューの暗部


クロスレビューの暗部

 涼宮ハルヒの激動に続き、涼宮ハルヒの並列も安く手に入れられる機会に恵まれたため購入しました。今回は涼宮ハルヒの並列のファーストインプレッションをお送りする予定でしたが、詳しくは今後のレビュー(かなり先になる模様)で行います。ただ、かなり面白いです。ハルヒファンでゲームファンならこのゲームを遊ばなければ勿体ないです。

 ところで、このゲームはファミ通クロスレビューで何故か対象外となってしまいました。始めはサンプルが間に合わず次週以降に持ち越しだと思っていましたが、何週間経ってもレビューされる気配はなく、今度は紙面の関係で端折られたのかとも思いましたが、他のソフトはXbox360PS3場合によってはPS2とのマルチで、複数列を占拠してレビューされていますので、それも考えにくいです。
 可能性として、ファミ通のグラフィックス至上主義による「HD画質に相当しないものは減点+広告掲載に依るさじ加減」という暗黙の了解で、ゲーム性を無視して評価付けされた結果にセガが激怒して対象外になった。もしくはその結果をそのまま出すと読者からの支持が得られないと、ギリギリのコンプライアンスが働いて急遽対象外にした。という2つの理由が考えられます。
 何れにしろ、ファミ通のクロスレビューは信憑性は兎も角、小売の受注や売り上げに大きく左右されるようになりました。しかし、当のクロスレビュアはこの重大性を認識しているのかどうかは知りませんが、いい加減なレビューが散見されています。

 コナミから発売されている人気シリーズ、実況パワフルプロ野球がPS3で発売されない原因もここにあると思われます。もし、PS3版が発売されても、PS3版のクロスレビューでの評価が上がるわけではなく、逆にPS2版とWii版の評価が(PS3版との差別化だけのために)落とされる可能性があります。そうなると、PS3を持っているユーザーはPS3版を買うでしょうが、「PS2版と大差がない」というレッテルを貼られるでしょうし、PS2版かWii版を購入しようとしていたユーザーは「PS3版より劣る」という評価を見ると、購入さえ躊躇われます。
 その結果、売上本数は2機種で発売されていたときよりも落ちる可能性もあります。わざわざ新機種で開発しても総合的に売上に結びつかないのであれば、開発にGOがかからないのも当然です。

 因みにコーエーが比較的評価が高いのは広告掲載が多く、任天堂が注目タイトル以外評価が低めなのは、広告掲載が少ないのとティアリングサーガ事件が尾を引いている為です。そもそもファミ通は実売20万部程度の雑誌なんですよ?

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2009年12月23日|

カテゴリー:Wiiソフト