WiiはDVD再生機能を有している


WiiはDVD再生機能を有している

 前々から気にはなっていたことですが、昨年あたりからアングラサイトにてWiiでもDVDを見ることができるように改良できるというソフトウェアが配布されるようになってきました。しかも、最近では(コンピュータに強い方なら)非常に簡単に改良できますので、WiiでDVDを見るために改良している方が増えているようです。そして、Wiiリモコンでの操作も意外と快適とあって、Wiiのある部屋にDVD再生機がない方には結構重宝されているようです。

 ところでここまで読まれた方は、「ソフトウェアをインストール(+α)するだけでDVDが見れるのなら、最初から見れるようにすればいいのに‥‥」という疑問が当然のように湧くはずです。任天堂も殆ど手間をかけずに再生機能を標準装備にでき、それをウリにすれば更にWiiの知名度上げることができるはずなのに、それを敢えてしていません。
 しかし、そこにはカラクリがあります。実は、DVD再生装置にはDVDフォーマットに関する特許共同ライセンスというものが存在しています。そしてそのライセンスのロイヤリティーは、DVD-VideoプレーヤーおよびDVD-ROMドライブが販売価格の4パーセント(最低金額4ドル:約360円)などとなっていますので、Wiiの場合は約1000円の支払いが生じてしまいます。その金額を何らか(定価が高くなる・機能が低下するなど)の形でユーザーが負担するとすれば、全てのユーザーが享受できますか?という話になってしまいます。

 DVD再生装置はDVDプレーヤーやPS2はもとより、PCやHDDレコーダー等、1家族で複数持っていることも珍しくなくなりました。それなら無理にライセンス料を上乗せするよりも機能強化等に投資した方が有意義だろうと判断したとすれば、その考え方は強ち間違えではないと思います。そして、DVD再生機能搭載のWiiの発売を未だに先延ばしにしているのも、Wiiの購入者がDVD再生機能の有無を理解できずに間違って買ったりすることを懸念している可能性もあります。ゲーム機に詳しい方には想像できないかも知れませんが、ゲーム機初心者はセンサーバーの置き方すら分からないという方も結構います。
 ですので、あらゆるリスクをできるだけ回避するために、多少の機会損失を覚悟しているのではないでしょうか。個人的にはDVD再生機能搭載機もあったほうが良いとは思いますが。

 取り敢えず、以上の観点から、任天堂はDVD再生機能搭載よりもカラーラインナップが登場する方が先になるのではないか、と思います。ただ、それよりも世界的な品薄の解消が先の課題になりますが。

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2009年9月22日|

カテゴリー:Wiiソフト