DSテレビ ネット専売の是非


DSテレビ ネット専売の是非

 任天堂から11月20日に発売予定のDSワンセグチューナーですが、任天堂のホームーページのみでの販売となっています。
 しかし、この販売方法について訝る意見が散見されます。確かに6800円と高くはなく、送料も込みなので、一見して悪くはないのでしょうが、流通に乗せないことで「小売店軽視」「利益優先」等の書き込みも多いです。そのような考えも一理あるでしょうが、果たしてそうでしょうか?少し事例も交えて検証してみます。

 地上デジタル放送の電波はアナログ放送の電波ほど広範囲に広がってはいません。それはワンセグの電波にも言えることです。しかもワンセグの場合、基本的に自由に持ち運べるため、子供部屋やお風呂といった場所では電波が届かないことも有り得ます。そのような不具合があることを知る人間にとっては当たり前のことでも、知らない人にとっては携帯電話並みに“電波が届いて当たり前”と思い込んでいることもあります。事実、携帯電話のワンセグでも、そのようなトラブルにより機種変更や解約を強行しようとする事例が発生しています。
 任天堂としては、出来るだけ無用なトラブルを避けるため、範囲外の住所の客を予め弾い(販売を拒否し)たり、顧客データを集めることにより、電波の届きにくい地域を把握したりするのだと思います。ある程度のデータが揃うことで、小売店での販売も有り得るでしょう。
 ニンテンドーWi-Fi USBコネクタでもそのそうな感じだったんだとは思いますが、残念ながら、私は詳しく知らないので、これ以上述べられません。

 しかし、過去に通信販売形式をとった商品がありました。それは1995年に発売されたサテラビューがそうです。この商品は衛星データ放送という過去に例のない方法でデータのダウンロードするのですが、数多のBS機器の設定を予め全てをカバーすることは事実上不可能でした。その為、当初は住所・氏名・電話番号に加え、BS機器名も申告する必要がありました。そして、サービスセンターを設けてトラブルをデータベース化することにより、7か月後の店頭販売にこ漕ぎ着けました。
 実は、私もデータの受信が上手くいかなかったので、電話で問い合わせたことがありました。結果、ビデオデッキのスイッチの操作だけですぐに解決しましたが、これも同様のトラブルで困った先人によってデータベース化出来たお陰だと思っています。

 話を戻しますが、もしお店で売っていてそれを買ったユーザーが電波が届かないとなれば、そのユーザーは小売店やメーカーに文句を言うでしょう。たとえ、ホームページなどで電波の届く範囲や範囲内でも受信出来ないことが書いていても、です。そのような無用なトラブルを出来るだけ防ぐため、そして周知徹底されるまでネット専売にするのは、消費者の不利益を未然に防ぐ最良の索になるのではないでしょうか。

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2010年6月30日|

カテゴリー:任天堂DSソフト