PS3 開発機材の廉価版


PS3 開発機材の廉価版

 プレイステーション3の開発費は莫大だと言われ続けて久しいですが、その一つに開発用機材の価格の高さがありました。2006年の頃は開発用機材一式が199.5万円と、Wii用のそれに比べて一桁違う価格で開発会社に販売されていました。もし20台程度揃えようとすると、それだけで4000万円もかかる計算となり、初期投資の段階で篩にかけられている感じです。しかし、それが2007年11月には99.75万円と半額に引き下がりました。
 そして今回、簡易版の開発用機材と割り切り、プログラミングやグラフィックデザインといった基本機能に特化することで、21万円に大幅プライスダウンすることに成功しました。

 これにより開発費が下がるのか‥‥といえば、必ずしもそうではありません。現在のゲームで最もお金がかかっているのはグラフィックで、これは人海戦術でしか完成させることは出来ません。また、簡易版ではメタルギアソリッド4バイオハザード5のような凝った作りのゲームを作成するのは難しく、完成度の高くないソフトが今以上に乱発する恐れも出てくるでしょう。
 それでも尚、初期投資を抑えることが出来るのは確かです。参入の障壁を減らすことが出来るのであれば、ベンチャーが高性能ゲーム機向けの開発をするための足がかりにはなります。今後そういうベンチャーから、一つでも多くの新作が登場してくれることを願うばかりです。

 因みに、先に書いたとおり、グラフィックに最もお金がかかっているので、Xbox360でも同じような問題がありますが、プログラムがPS3よりも易しい、開発機材が元々安価ということもあり、ハードルは低めとなっています。

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2009年12月 3日|

カテゴリー:プレステソフト