ゲーム音楽の価値


ゲーム音楽の価値

 iNSIDEさんのサイトで音楽ゲームで価値があるのは曲かゲームか?音楽業界とゲーム業界の見解の相違というテーマが取り上げられていました。簡単に掻い摘んで解釈すると、作家(著作権者)さんは「音楽ゲームは曲に依存しているんだからちゃんと著作権料を頂戴」と主張し、一方の使用者(ゲーム制作者)さんは「音楽ゲームは音楽に乗せて演奏(操作)することを楽しんでいる。つまり音楽は付随的なことであり、今の著作権料だけで十分だ」と主張しています。
 しかし、本当に音楽にそれだけの価値があるのでしょうか?

 確かに音楽CDはアルバムで3000円もします。それはそれだけの価値があるのでしょう。しかし、それをゲームに当てはめると大変なことになります。例えばスマッシュブラザーズXでは258曲の音楽が使用されています。大雑把にに一曲2分としてもCD7枚にやっと収まるぐらいのボリュームがあり、それだけで21000円‥‥では端から話にならないので、1枚あたり大負けに負けて1000円として、それでも7000円になります。音楽だけで7000円。そこにゲームの開発費などを乗せると空恐ろしい定価になってしまうのは想像に難くありません。もしゲームの価格を9000円に抑えたとしましょう。1年以上大人数をかけて開発したプログラム等の価値が2000円です。いや、2000円自体はそれほど問題ありません。ただ、音楽の7000円と比較して時間と動力を考えると、開発者はやってられないでしょう。しかも、音楽CDには再販売価格維持というものがあります。つまり、中古CDは兎も角、新品のCDは原則定価販売が義務づけられています。一方のゲームソフトはそんなことはなく、自由に値引きすることも可能です。つまり、ソフトが7000以下になればプログラムの価値はマイナス‥‥そんな馬鹿な。

 というわけで、ゲームに使われる音楽にそこまでの価値を望むのは無理があります。と言っても、それを音楽CDとして売り出す際の価格設定はまた別の問題で‥‥。
 なんだか、「ダブルスタンダードだ!」と非難されそうですが、それが音楽CDとゲーム音楽の実情ですので仕方がありません。

 ゲーム音楽と言えば、その世界でもプロの作曲家を採用してゲーム音楽のジャンルを築きあげた立役者のドラゴンクエストがありますが、その最新作ドラゴンクエスト9星空の守り人の発売日が2009年3月になることが発表されました。定価は未定ですが、おそらく5980円くらいになるのではないかと見込んでいます。

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2010年6月 1日|

カテゴリー:ゲーム全般のソフト