2010年9月の記事一覧

2007年の総評 PSP

 2007年のPSP本体の売上は300万台以上に達し、本体はかなり好調に売れています。そしてソフトもモンスターハンターポータブル2が150万本と群を抜いて好調に売れ続けています。恐らく3月発売のMHP2ndGまでこの勢いは持続することでしょう。
 しかし、一方で、その他のソフトが売れていません。2番手にはファイナルファンタジーシリーズの2本が続いていますが、それにしても70万本と30万本です。あとは20万本にも満たない寂しい数字が並んでいます。実際に2007年に売れたPSP用のソフトは442万本です。MHP2の分を差し引くと290万本、PSPの販売累計台数どころか、今年のPSP販売台数すら届いていません。いったいこの人達は何を目的にPSPを買っているのでしょうか?
 外国人(アジア向け)の買い占めなんかも囁かれていますが、結局外国人であろうが、中高生であろうが、エミュレータ(不正ROM)や携帯音楽プレーヤーのような多目的携帯電子機器に使われるのは確かでしょう。しかし、そんな使われ方をしてもSCEには一銭も利益(ロイヤリティ)が転がり込んでくるわけではありません。ましてPSP本体は黒字化が達成されているとは考え難く、商売としては前途多難な感じがします。
 少なくともサードパーティ向けには「本体が普及しているから売れますよ」というアナウンスは出来ますが、2008年は正規のUMDが売れる市場形成を構築して欲しいです。SCEのために、と言うよりも、PSPでゲームを供給して下さるサードパーティのために。

2010年9月28日|

カテゴリー:プレステソフト

2007年の総評 ニンテンドーDS

 昨年の年末商戦でまたまた月間100万台越えの販売を達成したニンテンドーDSプレイステーション2の累計販売出荷台数の2106万台を上回る2110万台に達しました。その勢いは未だ継続中です。
 一家に一台しか稼働していない据え置き機と1人一台所有する可能性のある携帯ゲーム機を比較するのはナンセンスという向きも一理ありますが、PS2の場合は読み取りレンズがへたれる等、コレクターでなくても1人3~4台購入するケースもありますので、取り敢えずの指標として単純に比較しても良いと思います。
 それよりも驚きなのが、PS2が7年10か月かけて積み上げてきた実績を3年1か月で早々達成したことです。しかも、ニンテンドーDSの普及速度はまだまだ衰えを知りません。
 一方のソフトは2006年に比べるとあまり目立ってはいません。ポケモンおい森などのお化けソフトが無かったことで販売総数が少し減っていますが、販売されたタイトル数は増えたています。2007年は任天堂以外のサードパーティのタイトルが軒並み躍進していて、いよいよ選択の幅が広がってきました。
 更に広い分野に活躍出来るポテンシャルを秘めているDSは、2008年以降もまだまだ普及していくことでしょう。特に非ゲームからDSユーザーになったプレイヤーをどれだけ実用ソフトやゲームに取り込めるのか、2007年に続いて躍進の鍵となりそうです。

2010年9月28日|

カテゴリー:任天堂DSソフト

2007年の総評 PS2

 2005年から2006年は緩やかな下降を演じていましたが、2007年は対年比ハードは50%ダウン、ソフトは56%ダウンといよいよ世代交代が顕著になったような感じがします。ハードよりもソフトの凋落が大きいのが気になりますが、ハードの買い換えの際にPS2PS3とは行かずに、PS2→PS2とはという流れがあったのが1つの原因でしょう。尤もPS2の壊れやすさは今更改善のしようがないのでしょうが。
 PS2はSCEに於いて唯一のドル箱です。PS3が大量に赤字を垂れ流してくれているお陰でPS2の黒字は焼け石に水という感じもしないではないですが、PS2のロイヤリティ収入は海外でも生きていますので、結構馬鹿に出来ないお金を稼ぎ出してくれています。
 しかし、先にも述べたように、ソフトの売上も大きく落ち込み、2008年も涼宮ハルヒの戸惑ガンダム無双Special等が控えているとは言え、半減は免れないでしょう。そうなってくると、いよいよSCEの浮沈を左右するのがPS3というわけなんですけども、どうなるんでしょうかねぇ。兎も角、PS2としては出来るだけ現行機として留まり、衰退速度を抑えなければいけないのは確かです。

2010年9月28日|

カテゴリー:プレステソフト

2007年の総評 PS3

 2007年は120万台、累計167万台を売り上げました。ソフトは180万枚しか売れず、不振を極めましたが、このソフト不足が叫ばれ続けた一年で、120万台もよく売れたと、逆に感心しきりです。その一部はPS2の買い換えついでにPS3を選択したり、PS3の大作続編への正統進化に期待した先行買いだったと思います。
 しかし、昨年はみんなのゴルフ5真・三國無双5グランツーリスモ5プロローグなど、PS2ではミリオン連発ソフトを投入したにも拘わらず、PS3ではロケット花火程度の効果しかありませんでした。
 しかし、PS3にはまだまだ弾は沢山残っています。今月末にはデビルメイクライ4が、その後も龍が如く見参!メタルギアソリッド4バイオハザード5が控えています。更に2009年にはあのファイナルファンタジーXIIIも多分発売されるでしょう。
 新型PS3の効果にこれだけ続編が控えているのだから、より綺麗に・より豪華に進化することを願っているユーザーにとっては2008年は躍進の年になるではないでしょうか。

2010年9月28日|

カテゴリー:プレステソフト

2007年の総評 Xbox360

 日本ではPS3以上に苦戦続きのXbox360ですが、海外では絶好調です。ハードの売上ではWiiに競り負けている感じですが、ソフトの販売は1年のアドバンテージを存分に生かしてトップに君臨しています。
 日本では昨年は過去最高の25万台を売ったものの、累計では55万台と厳しい数字に留まっています。ソフトもそのハードのシェアに引きずられて低調になっています。洋ゲーならまだローカライズの手間がかかるだけなので何とかなるでしょうが、ブルードラゴンアイドルマスターのような純日本製のゲームはどうやって開発費を回収しているのでしょうか?日本アニメやオタク文化が海外でも認知され始めているので、いっそうのこと海外でも売ってみたらいいと思うんですが、どうでしょうか?意外と売れるかも知れませんよ。
 日本ではどうも先代のXboxの傷ディスク問題からネガティブなイメージがつきまとっています。それをどう払拭し、2008年こそせめて累計台数を100万台に乗せるくらいは売って欲しいですね。

2010年9月28日|

カテゴリー:Xbox360ソフト

スマッシュブラザーズX 初回起動の罠

 明後日発売予定のスマッシュブラザーズXが一部のハードで動かない可能性がある、と騒がれています。しかし、取り立てて騒ぐほどのことではありませんでした。
 この症状はWii本体の更新を長らく行っていない場合、本体の更新終了後に一旦電源を長押しして強制終了しなければならないというものなので、パソコンを使用しているユーザーならアプリケーションのインストールなどで再起動しているのと同じなので、あまりエラーとかバグとかには感じないでしょう。
 しかし、パソコンに馴染んでおらず、Wiiスポーツ以降暫く触っていないというユーザーも存在するのもまた事実です。そういう人たちはこのエラーは衝撃に感じる可能性もあります。どのように対処すればいいのでしょうか?
 実はその対処法として、“大乱闘スマッシュブラザーズX」Wii本体更新に関するご注意”という注意書きの紙が同梱されています。その手順に従って対処すれば、対応することが出来ます。また、その手順も、

    1,電源ボタンを4秒間押す
    2,一度ディスクを取り出す
    3,再度ディスクを入れる

と非常に簡単ですので、あまり戸惑うこともないでしょう。
 取り敢えず、必要以上にバグだの不具合だのの騒ぎに惑わされず、冷静に購入の是非を検討されることをお奨めします。

2010年9月28日|

カテゴリー:Wiiソフト

Wii 国内販売500万台突破

 世界中で超品薄に陥ってしまったWiiは、ソフトでも生産が間に合わず、かなりの機会損失が発生しました。あぁ、勿体ない。というよりも、私が株主なら怒り心頭になってそうです。因みに損失額は推定10億ドル以上はほぼ確実です。あぁ、勿体ない。
 日本では比較的潤沢に供給されていますので、2年前のニンテンドーDSのような騒ぎにまで発展するようなことはなく、ほぼ順調に欲しい人が購入できた模様。その甲斐あってか、あっさりと国内販売台数を500万台の大台に乗せました。発売後60週目での達成は据え置き機ではPS2の66週を越え、史上最速を達成しました。しかも、PS2はDVD再生機専用で購入したユーザーも少なからず存在したことを考えれば、ゲーム専用機でこの普及スピードは尋常ではないかと思います。
 さて、過去の既定路線で言えば、次の600万台突破で勝ち組の仲間入りを果たすことになりますが、ロードマップから外れたWiiがこの定義に当てはまって安泰、といくのでしょうか?それともHDゲーム機(PS3Xbox360)との棲み分けが進んでいくのでしょうか?マラソンでも走りきるまでわかりませんからねぇ。

 昨日任天堂が第三四半期の発表をしましたが、やはりと言うべきか、上方修正になりました。純利益は円高差損のため据え置いています。
 任天堂は前期からの2年の間に既に7回もの上方修正を行っています。任天堂が堅実な業績予想をしていると言うこともありますが、予想以上のムーブメントの結果でもあります。ただ、流石に来期からは大幅な伸びはないのでは、と思っているのですが、海外がまだまだホットなので、もう一段伸びるかも知れませんね。
 今低調な株(但し520万円)を買うのも手、かも知れませんよ。但し、自己責任でお願いします。

2010年9月25日|

カテゴリー:Wiiソフト

社長が訊く『大乱闘スマッシュブラザーズX』

 社長が訊くシリーズにいよいよスマブラXが登場しました。本来ならもっと早い時期(二週間くらい前)にあるのでは?と期待していたのですが、思っていたよりもギリギリにスタートしました。
 その中で驚いたのは、岩田社長が「Wi-Fiのタイトルとしてスマブラが作られるようにプッシュしている」という表現で発表したと言うことです。なぜかといいますと、私の知る限りサイトやゲーム雑誌では「スマブラがレボリューションWiiのコードネーム)で発売決定」「スマブラの新作は次世代機のロンチタイトルへ」等という衝撃タイトルと共に載っていた記憶しか残っていないからです。
 まぁ、実際にマスコミが勝手に作った既成事実のお陰で“桜井さんの退路が断たれた=スマブラの開発をスタートせざるを得ない状況になった”という図式が出来上がりましたが。
 一方、任天堂でも例を見ない、1つのゲームのためだけの人材募集を行ったのも、岩田社長の肝の据わった方法だなと、感心させられました。更に、いくら桜井さんがディレクションに秀でているとしても、ここまで信頼されているというのもまたスゴいと感じます。
 スタッフロールは700人くらいと零してしまっていましたが、どうせ最初から全員スタッフロールに登場しないでしょう。果たして、どれだけのユーザーが全員登場するスタッフロールを見ることが出来るのでしょうか。まぁ、見たとしても私には(ゲームキューブ版のDXの時は)殆どわからなかったんですけどね。

2010年9月24日|

カテゴリー:Wiiソフト

セガ、相次いで発売日を延期

 セガが2月に発売を予定しているドラマチックダンジョン サクラ大戦DS~君あるがため~(以下サクラ大戦DS)と不思議のダンジョン 風来のシレン3~からくり屋敷の眠り姫~(同風来のシレン3)の発売日が延期になりました。
 サクラ大戦DSは2月21日から3月19日へ、風来のシレン3は2月28日から6月へ変更されます。
 サクラ大戦DSは何となく延期の予感はしていましたが、それでも決算までに発売し、且つ春休み前の時期、しかも祝日前のタイミングになんとか漕ぎ着けたいという気合が感じられます。但し、その目論見が外れて4月以降に再延期、ということになれば、ファンからの失望は免れないでしょう。
 一方の風来のシレン3は思い切って4か月も延期しました。予定を大幅に遅らせる重大なバグが発生したのか、或いは全体的な見直しの必要に迫られたのかは分かりません(公式発表では「ソフト内容の一層の充実とクオリティの更なる向上を目指すため」となっています)が、開発会社としては定評のあるチュンソフトとしては少し見通しが甘かったような気がします。なんだか数日前に公開されたファミ通.Comの映像インタビューが虚しく感じます。

2010年9月22日|

カテゴリー:Wiiソフト

マリオパーティDS レビュー

 最近は涼宮ハルヒシリーズの小説を読み耽っているので、ゲームをする時間が多少削られていますが、その最中でも軽く手の付けられるマリオパーティDSをちょくちょくとプレイを積み重ねてました。
 1時間前後で勝敗を決することが出来るうえ、自分の番にいつでもセーブが出来るため、手軽に暇を潰すことが出来ます。また、頭を使うこともないので、息抜きにも最適です。そして何といっても、今までのマリオパーティと違い、タッチペンとの相性が抜群のミニゲームが豊富に盛り込まれています。因みにマリオパーティ8の方はWiiリモコンの相性が抜群で、共にセンスの良さを感じます。
 ただ、不満点もあります。スターを手に入れられる機会に恵まれなければ、ミニゲームなどでコインをたっぷり集めてもトップを取ることは不可能です。確かに双六などは完全な運任せなのですが、ミニゲームである程度運に左右されないモードがあるのだから、もう少し(いただきストリートまでとは言いませんが、)実力を勘案したバランスになれば良かったんじゃないかと思います。
 比較的好評なようですので、暫くはマリオカートDSのような定番商品になりそうです。恐らくWミリオンも射程なるのではないでしょうか。

2010年9月18日|

カテゴリー:任天堂DSソフト

ゲーム機最新事情 価格.comリサーチ

 第13回目の価格.comリサーチ「ゲーム機最新事情!-旬なゲーム機はどれ?-」の結果が公表されました。
 ゲーム機の所有率はニンテンドーDSを僅差で抑えてWiiがトップと、少し意外な結果となりました。但し、それでも所有率は25%ですので、ニンテンドーDSの所有率が思ったよりも低かったと考えるべきでしょうか。アンケートの形式を見ていないので確かなことは言えませんが、複数選択が出来ないラジオボタンだったかも知れません。
 また、所有率トップのWiiではありますが、満足度ではPS3Xbox360の後塵を拝しています。確かに映像美などの項目では仕方がないのですが、ゲーム機の価格やコントローラーの使いやすさでも最下位で、必ずしも万人には受け入れられていない現状が伺えます。
 一番驚いた結果は「この半年で遊ばなくなったゲーム機」の項目です。過半数を超えてダントツだったのが、最近本体の売り上げが好調なPSPでした。これはどう解析すればいいのでしょうか?2位はXbox360です。こちらもコアユーザーから支持が高いだけにこれも意外です。逆に最下位(この半年で遊ばなくなっていないゲーム機)だったのがWiiです。一部サイトでは「Wiiに埃が被っている」と頻繁に発信されていましたが、どうやら声の大きい一部の人たちが騒いでいただけのようです。
 Wiiに限っていえば、普及率も順調でゲームもそれなりに遊ばれているが、ハードには不満がある、という結果が出ました。
 最後に、今後欲しいゲーム機として、WiiとPS3がほぼ同率で3位以下を大きく引き離しています。PS3にはまだまだ潜在的需要がありそうで、そこを如何に掘り起こすかが課題になりそうです。


※調査対象ハード:ニンテンドーDS・PSP・Wii・PS3・Xbox360

2010年9月17日|

カテゴリー:ゲーム全般のソフト

ファイナルファンタジー4の不具合

 先月スクウェア・エニックスから発売されたファイナルファンタジー4に2件の不具合があることが発表されました。どちらもその状態に陥るとゲームの続行が不可能になる致命的なバグです。
 バグの発生方法は公式サイトにお任せするとして、問題はこのバグの発生を抑え込む方法はないのか、ということです。スクウェア・エニックスは今のところ回収・交換には応じる気配を見せておりません。対応するとしても、せいぜいソフトそのものを送ってもらい、セーブデータを改変して送り返す程度でしょう。つまり、再びバグを発生させてセーブしてしまうと、元の木阿弥です。ユーザーとしても往復の待ち日数や手続の面倒臭さを考えて、初めからやり直す方がマシだと考える可能性も高そうです。いずれにしろ、ユーザーフレンドリーではなりませんね。
 ところで、スクウェア・エニックスといえば、和田社長「オンラインならば、デバグコストを軽減できる」ような発言をしたお方です。それなら、その社長様が仰るように、ポケモンの様にDSステーション等を利用してセーブデータを修正するか、パッチプログラム自体をセーブデータ領域(※)に書き込む仕組みを組み込んでおけば、その環境にあるユーザーは救済することが出来たはずです。
 私自身現在積みゲーにしているFF4ですが、この発表によってそのまま積んだままになってしまいそうな予感がしています。どのような善後策を発表してくれるのか、それともそのまま放置の方向なのか、期待と不安をもって、暫く見守りたいと思います。


DS版FF4のセーブデータ領域がどれくらいかは分かりませんが、位置・アイテム・召還魔法・パラメータ・各種フラグ等を考慮すると、セーブデータ1つあたり2KB、4つで8KB(64kbit)しか使用しません。(SFC版のバックアップ容量は、当時のファミマガによると256kbitとなっていますので、それが事実だとすればやや無駄遣いしていたようですが)
 パッチプログラムは数キロバイト程度のモノが殆どなので、十分対応可能だったと思います。

2010年9月16日|

カテゴリー:任天堂DSソフト

大乱闘スマッシュブラザーズX 発売延期

 大乱闘スマッシュブラザーズXのCMが正月明けより開始され、いよいよカウントダウンモードに突入という感じになってきました。また、Wii×フレッツのCMにもスマブラXがモデルケースとして登場し、WiiスポーツWiiFitと同等に第一線級の期待を抱かせます。
 スマブラの対戦の面白さは既に折り紙付きですが、常に複数人の対戦が出来る環境が整うとは限りません。そこでその対戦が常時可能になる手段として、今作からネット対戦対応になり、更に対戦に明け暮れる日が訪れるでしょう。当然1人用でもモードが充実していますので、ネット環境がない人でも今までと同等以上に楽しめるでしょう。

 しかし、ここで残念なお知らせが発表されました。2007年内の発売予定が1月24日に延期されていましたが、この土壇場にきて1月31日に再延長されました。
 その理由として、マスターアップが予定日に間に合わず、発売日の延長or初回出荷を減らしても24日に強引に発売する、等の案を検討した結果、延期を決断するに至ったようです。実は、CMでも「もうすぐ発売」となっていて、明確な発売日の告知がありませんでした。このようなところからもギリギリまで検討したことが伺われます。
 少しでも早く遊びたい、という気持ちはありますが、初回出荷を揃えられずに混乱を起こした結果、ブランドイメージが低下した事例は過去にも存在します。そういう意味では今回の英断は恐らく正しかったのではないかと思います。
 発売延期は残念ですが、ほんの一週間です。寛大な気持ちで待ちましょう。

2010年9月15日|

カテゴリー:Wiiソフト

WiiFit 100万台達成

 Wii用ゲームとして4つ目のミリオンセラーを達成したのはスーパーマリオギャラクシーではなくて、WiiFitでした。しかも1か月強のスピード達成は驚異的です。
 なぜ驚異的なのかといいますと、過去標準コントローラーを除く周辺機器を同梱した商品はあまり普及しませんでした。特にWiiFitに同梱されているWiiバランスボードは大きさ・重さ共に過去最大級の周辺機器です。(面積だけなら折りたたむことの出来るファミリートレーナー等があります)
 しかし、そんなジンクスはどこ吹く風であっさりと100万台を突破してしまいました。これは画期的な出来事と申し上げても過言ではないでしょう。確かに、発売前からバリエーション豊かに大量のテレビCMを投下していましたが、仮にWii本体を持っていても8800円という高めのお金を払い、Wii本体よりも遥かに場所を取るものを買うとなると、そのハードルは決して低いものではありません。しかし、健康志向のブームに乗ったとはいえ、そのハードルを100万人(世帯?)が越えるには、非ゲーマーを巻き込まずには有り得ない現象でしょう。そういった観点からもWiiの普及の仕方の多様性を証明したことになるでしょう。
 次はどんな方法で“無関心”層を引き込むことが出来るのでしょうか?今年もWii旋風がDS共々吹き荒れるのか、興味深いです。

2010年9月11日|

カテゴリー:Wiiソフト

PS3 40GBに統一へ

 SCE20GB60GBモデルのPS3の出荷を1月末に終了することを発表しました。消費電力も低く、価格の安い40GBへ一本化することによる生産効率と割安感による売上増を狙ってのことだと思われます。
 しかし、20GB/60GBの製造は既に数ヶ月前には打ち切られており、漸く在庫が捌けたという感じが否めません。
 そして何よりもPS2ソフトの資産との決別にはまだ早いと思います。2007年の実績として、PS3のソフトの売上はPS2に比べ20%にも満たない状態です。2008年にPS3が躍進し、PS2が急激に衰退したとしてもせいぜいPS2を上回る程度でしょう。個人的にはメーカーが主導して強引にPS3にシフトするのではなく、市場の動向を見据えて決めるべきだと考えます。
 PS2は新型ハードが発売されたりしていますので、SCEが見捨てるとは考え難いですので、その点は心配していませんが、ユーザーとしてはテレビ周りのハードの数は出来るだけ増やしたくないと考えているはずです。
 最近SCEが忘れがちになっている消費者目線で経営戦略を練ってもらいたいと思います。因みに20GB/60GBを選択したい場合は、在庫限りとなっているので、お早めに確保された方が良いようです。
 ところで、20/60GBを売り切った(在庫処分した)あとに、海外で発売されている80GBモデルを日本でも投入するのではないかという噂も流れています。もしそうだとすると、SCEの迷走・消費者への度重なる裏切り、というレッテルが貼られることは免れないでしょう。もし、80GB投入を考えているのなら、予め余裕を持ってユーザーが選択出来るように、それも併せてアナウンスするべきだと思います。


 蛇足ですが、Wiiは基本的にゲームキューブとの互換性を保っています。そのせいか、ゲームキューブ用コントローラーは結構売れているようです。一方のゲームキューブ本体一式はネットオークションで1000円程度で取引されています。つまり、ゲームキューブ本体は今やマイナスの価値しかなく、邪魔者扱いされているということになります。
 PS2はマイナスの価値ではないですが、その機能がPS3に内包されていると本体の場所だけでなく、コンセントやケーブルなども必要なくなるので、その方が有り難いですね。

2010年9月10日|

カテゴリー:プレステソフト

Wiiの地固め

 年末商戦期(11月26日~12月30日)の販売台数の結果がエンターブレインより発表されました。Wiiは77万台に対してPS3は23万台と大きく水をあけました。Wiiは12月にWiiFitを80万台以上売り上げただけでなく、北京オリンピックスーパーマリオギャラクシー等も軒並み大商いを演じるなど、据え置き機市場のトップの地位を着実に築きつつあります。
 11月には月間販売台数で初めてPS3がトップに躍り出ましたが、そのリバウンドが54万台の差となって跳ね返りました。値下げ効果&新機種効果が早くも切れてしまった格好です。しかし、任天堂系は年末に強いというイメージがありますが、実際にプレステ系と比べても特段強くはありません。逆に11月に任天堂系が弱いのでその反動でそう感じるのでしょう。(マルガの湖畔の分析より)
 PS3は値下げ効果などを生かせずに、この年末商戦期を十分に普及させることが出来ませんでした。SCE陣営には悔やまれる結果となりました。
 累計台数でもWiiが363万台に対してPS3は120万台と3倍の大差がつきました。2008年はPS3がどの程度巻き返せるのか、注目したいと思います。
 尚、この時期に販売された他のハードはニンテンドーDSは105万台、PSPは64万台といずれも好調に売れています。

2010年9月 9日|

カテゴリー:Wiiソフト

グランツーリスモ5プロローグ

 初週10万本、翌週3万本を売り上げ、早くもプレイステーション3の歴代売上トップ10に名乗りを上げました。しかも、このランキングにはオンライン販売は対象外とのこと。ということは更に売上が上積みされると思われるのですが、果たしてどうでしょうか。
 グランツーリスモ5プロローグのパッケージ版は定価4980円の値付けがされています。これをベータ版のくせにと考えるのか、ブルーレイの熟れていないメディアの割に割安で、戦略的な価格設定だと考えるのかは兎も角として、一方のダウンロード版は4500円と設定されています。この価格差、しかもパッケージ版は割引販売されいている為実勢価格4180円~4480円となっており、既にダウンロード版よりも安価となっています。
 ハッキリ言って、ダウンロード版には魅力を感じません。いくらページ数が少ないとはいえパッケージ版には取説がありますし、ディスクメディアであるので他のPS3で遊ぶことも出来ます。何より、飽きてしまえば売ることにより幾らかのお金が戻ってきます。他にもパッケージ版を量販店などで買えばポイントも付きます。一方のダウンロード版は支払い方法が限られるというデメリットもあります。
 と、一方的にせめてもアレなので、ダウンロード版の利点を敢えて述べます。パッケージを作らなくても良いので自然環境に易しい、買いに行く手間がかからない、流通を通さないのでSCEにより多くの利益を寄与出来きます。
 ここまでメリットを高らかに宣言したとしても、このメリットどれほどのユーザーが感じているか、を考えると、恐らく皆無ではないかと想像出来ます。ダウンロード販売するならもう少し安い価格設定(新製品なら3割引くらい?)にすべきだと思います。ただ、流通に遠慮しての結果だとしたら、多少は察してあげたいという気持ちもありますが。

2010年9月 8日|

カテゴリー:プレステソフト

日経ビジネス 任天堂はなぜ強い

 日経ビジネス2007.12.17号の特集で、“任天堂はなぜ強い”という特集記事が20ページに渡って組まれていました。そこの一部に「岩田聡さん(現任天堂社長)は凄いがその岩田さんを後継者に選んだ山内さん(前任天堂社長)もっと凄い」ということが書かれています。今回はそこに書かれていない岩田社長擁立の軌跡を辿ってきます。
 元々岩田さんはファミコンソフトやパソコン関連の開発会社だったHAL研究所の社員でした。しかし、会社は1992年に倒産(和議)しました。その時に山内さんから「岩田を社長にするなら再建をバックアップする」と言われ、岩田さんを社長に据え置き、見事にHAL研究所は再建を果たしました。その時期、岩田さんは社長業をこなしながらも、MOTHER2N64ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズのプログラムやプロデューサー等も携わっています。
 プログラマーとしても優秀で、経営者としての辣腕ぶりも見初められた岩田さんは2000年に取締役経営企画室長に就任します。そして、2002年に古参の役員をごぼう抜きした大抜擢で社長に就任するに至りました。

 既に1984年頃から岩田さんは一社員ながらも先見の明、行動力、思考力等々を発揮していましたので、山内さんは目を付けていたんじゃないかと思います。
 岩田さんは「尊敬する人は山内さんと宮本さん」と謙遜ていますが、本人は経営哲学も生産力も持ち合わせています。そういう意味では、まだ評価は早計かも知れませんが、平成の松下幸之助と呼ばれるに相応しいのではないかと思います。

2010年9月 7日|

カテゴリー:Wiiソフト

PS3版ウイイレ2008問題

 「コナミから発売中のワールドサッカーウイニングイレブン2008(以下ウイイレ2008)の中古ソフトはオンライン対戦が出来ない可能性がある。」
 何とも衝撃的な2008年の幕開けで申し訳ありません。
 ウイイレ2008はPS3版以外にXbox360版、PS2版と発売されていますが、PS3版以外は中古ソフトでも何ら問題はありません。しかし、PS3版の場合、IDによる認証コードを登録してしまうと他のハードではオンライン対戦が出来ません。その為、元の持ち主が登録してしまっているとそのソフトでは一切オンライン対戦を楽しむことが出来ません。

 コナミは中古対策でこのような施策を考えたのでしょうが、果たして得策なのでしょうか?端から見れば、手元にずっと残してもらえない程度の自信しかないものだと自ら認めているようなものです。実際、続編発売時に前作を購入資金に充てる方もいらっしゃいます。それにPS3のソフトは最も違法コピーし難いはずで、その観点からもこの仕組みをわざわざ採用しているのも疑問符が付きます。しかし、事態はもっと深刻です。知り合いの家でゲームを楽しむこともあるでしょう。その時ソフトを持っていってもオンライン対戦が出来ないわけで、もしプレイしたいのであれば本体をもって遊びにいかないといけません、じゃぁお話になりません。それ以外にもPS2のように頻繁に壊れるハードならどうするのでしょうか?本体を買い換えてしまえばやはりオンライン対戦は出来ません。

 もし、ウイイレ08を中古での購入を考えているのでしたら、PS3版以外を視野に入れた方が良いでしょう。PS3の40Gしか所有していない等の場合は、新品を買うか、博打で中古を買うことになります。尤も、オンライン対戦をプレイする気がないのであれば全く問題なのですが。
 どちらにしろ、ユーザーフレンドリーではない仕組みであることは間違いありません。

2010年9月 5日|

カテゴリー:プレステソフト