2009年9月の記事一覧

任天堂第3四半期の業績を発表

 任天堂は平成21年度の第3四半期の業績を発表しました。この期間(平成20年4月~12月)の売上高は1兆5363億円(億未満切り捨て、以下同)、営業利益は5013億円、経常利益は3524億円、純利益は21250億円となりました。
 また、通期業績は円高の影響と考慮して下方修正されています。予想額は売上高が1兆8200億円、営業利益は5300億円、経常利益は3700億円、純利益は2300億円となっています。円高の影響により、為替差損1742億円を営業外費用として計上しています。

 結局数字上では他の輸出産業同様の下方修正を余儀なくされましたが、余所との違いは販売不振による下方修正ではなく、円高による下方修正という部分で大きく異なります。実際、現地通貨(ドル・ユーロ・ポンド)ベースでは売上高は増えていますので。
 しかし、3か月前に記載した「ここまで海外に依存してしまうと、急激な為替変動で業績が左右しかねない」が悪い意味で予感が的中してしまいました。これだけ円高になっても利益が確保できたと捉えられる一方、更なる円高、例えば1ドル=75円・1ユーロ100円、なんてことになると、さすがに厳しいですので、為替変動リスク対策にも取り組む時期に来ているのではないでしょうか。

2009年9月28日|

カテゴリー:ゲーム全般のソフト

ROMカートリッジの原価は?

 Xbox360Wiiで使用されているDVD媒体の原価は100円を切って久しいですが、プレス代や取扱説明書・パッケージを含めると数百円になってしまいます。ブルーレイディスクは2年前は千円以上していましたが、現在では数百円程度ではないでしょうか。どちらに価格の大半は原材料ではないもの(ロイヤリティ・開発費・メーカーの利益・流通経費など)となっています。
 その一方、現行ゲーム機では唯一ニンテンドーDSが採用しているROM媒体は高いと言われ続けていますが、実際はどうなのでしょうか?

 SFC全盛期の時はROMの原価だけで3000円とも言われていました。しかもその上にロイヤリティやプログラムをROMに焼く費用、その他パッケージ代を含めると、定価の半分を占めていたと言われていました。そこに開発費やメーカーの利益、流通経費と積み重ねていくと‥‥とんでもないことになり、その当時は1万円越えのソフトが当たり前のように発売されていました。
 しかし、現在はDSソフトで2100円のものが出ていることからも分かるとおり、そんなに費用がかかっているわけがないことが分かると思います。
 例えば2100円のソフトを10%引きで売っている店の場合、小売の粗利益(粗利益とは、売上-仕入原価を指し、そこから人件費、光熱費、賃貸料、備品経費を差し引く必要があるため、実際の利益とは異なります)を400円、卸問屋の粗利(同)を200円、メーカーの粗利(同・但し、開発費は製造費に含む)を200円、ロイヤリティを100円と考えると、1000円も残りません、実際にはそこから開発費を含む製造経費等々を考えると500円以下になるでしょう。
 そもそもmicroSDが2MBで500円以下(最安で99円!)で売っているご時世ですので、それ以下の容量のROMならもっと安価だとしても何ら不思議ではありません。というか、ランダムアクセスメモリよりもリードオンリーメモリの方が安いに決まっています。(DVD-RとDVD-RAMならどちらの方が安いかというところからでもわかりますよね?)
 つまり、光メディアでもROMメディアでも原価はソフトの定価から比べるとそれほど変わらないという結論に達します。当然容量の違いはありますが、容量が増えるとそれだけ開発費も増えるというデメリットもあります。個人的には光メディアはローディングタイムが鬱陶しいので、ROMメディアの方が良いんですけどね。

 ここからは希望的観測ですが、ROMメディアの進化の速度は光メディアの進化の速度を凌駕しています。数年後にはコンパクト化、読み書き速度はそのままに、大容量化でも価格でも追いつくのではないかと思います。そうなると、次々世代あたりには据え置き機でもROMメディア回帰が起こるのでは、と思っています。

2009年9月28日|

カテゴリー:任天堂DSソフト

ちょっと数陣タイセン 配信開始

 昨年末から配信が開始されましたDSiウェアに、本日新たにラインナップに7作品が登場します。タイトルは以下の通りです。一般的にこの中で最も注目を浴びるのは、スーパーファミコン末期に発売しながらも、熱心なファンを獲得した名作のDSiウェア版、ちょっとパネルでポンになると思います。
 しかし、私はちょっと数陣タイセンを推したいです。ルールは意外にシンプルで且つ奥深く、1ゲームも短いので、ちょっとした息抜きにも最適です。モードはパッケージ版よりも少しコンパクトに纏まってしまっていますので、もし本格的にプレイされたい方はパッケージ版も買ってみては如何でしょうか?今なら探せば新品が1000円以内で変えるところもありますので。但し、数陣タイセンとちょっと数陣タイセンは暗号化方式などの変更によりWi-Fi対戦ができません。ちょっと勿体ないですね。

DSiウェア200
・ソリティアDSi
・ニンテンドーDSi時計 フォトスタンドタイプ

DSiウェア500
・ちょっとパネルでポン
・ちょっと数陣タイセン
・ちょっとアソビ大全 じっくりトランプ
・Art Style PICOPICT
・Art Style SOMINUM

2009年9月28日|

カテゴリー:任天堂DSソフト

WiiFit門戸解放

 任天堂は、WiiFitを特定保健指導システムの分野で利用するWiiFitからだチェックチャンネルを開発したことを発表しました。このWii専用チャンネルは、NEC・パナソニックメディカルソリューションズ・日立製作所の3社より、健康保険組合もしくは特定保健指導サービス機関向けに、2009年4月から提供開始される予定です。
 任天堂は、Wii本体を用いて簡単に保健指導を受けられるインターフェースと、WiiFitが計測する体重推移や運動データをインターネットを介して保健指導者へ提供のシステムと、Wii専用アプリケーションWiiFitからだチェックチャンネルの開発を、NEC・パナソニックメディカルソリューションズ・日立製作所は、このチャンネルに対応した特定保健指導システムを各社個別に開発をそれぞれ担当しています。
 今後はWii側で保存されている測定データをPCに転送して個別に分析したり、医療機関の指導履歴に使用したりと様々な応用が考えられます。

 発売当初、任天堂は他社との提携に消極的でした。しかし、WiiFitは日本だけで300万台を販売し、提携要望の波に抗いきれなくなったと推察されます。今後は健康管理がよりいっそうし易くなっていくと同時に、個人情報の管理もしっかりとしていかないといけません。
 因みに、歩いてわかる生活リズムで計測された歩数データも連動する予定です。

2009年9月27日|

カテゴリー:Wiiソフト

PSP-3000に新色登場

 ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン(SCEJ)は、新型PSPPSP-3000)の本体色として、新色の「バイブラント・ブルー」(PSP-3000 VB)、「ラディアント・レッド」(PSP-3000 RR)を3月5日より、「ブライト・イエロー」(PSP-3000 BY)、「スピリティッド・グリーン」(PSP-3000 SG)を3月19日より、それぞれ19800円で発売します。また、カラーバリエーションに併せたバリューパックもいつも通り発売されます。
 これでカラーバリエーションは全7色となり、色数だけを見ればDSi(現在2色)より圧倒的に優位に立ちました。今回は「カーニバルカラーズ」と銘打ってバリエーション強化に力を入れていますので、同梱版と併せて普及の底上げが期待できます。

 ところで、同梱版と言えば、現在AmazonではPSPとパタポン2がセットになったギフトパックが21%OFFの18810円と大変お買い得となっています。カラーに拘らないのであれば、かなりお買い得ですので、PSPの購入を考えておられるなら、この機会に是非ご購入されては如何でしょうか。

1月28日追記
 本日確認したところ、19800円に値上がっています。さすがに単品よりも同梱版の方が安いのは異常だということに気付いたのでしょうか。

2009年9月27日|

カテゴリー:プレステソフト

ワギャンランド復活!

 携帯電話のアプリを除くと、1993年に発売されたスーパーワギャンランド2以来、16年ぶりにワギャンランドがニンテンドーDSに復活します。名称は「ちびっこワギャンの大きな冒険」、発売日は1月29日となっています。
 このゲームは元々道中のアクションよりも多彩なボス戦(ちえくらべ)の方がより面白くできていて、今作でも24種類の対戦が用意されています。未だ一部しか公表されていませんが、個人的にはスーパーファミコンの機能を生かした「モザイク当て」が好きだったので、是非とも入ってて欲しいところです。
 一方の道中なのですが、ドット絵から3Dと進化しています。が、このゲームなら3Dよりもドット絵の方が暖かみがあって良かったような気がします。ゲーム中一番長く見ることになるボス戦(の下画面)もドット絵ですし。
 特にDSではタッチペンを使ったミニゲームのようなものを入れているゲームが増えている中、元祖ミニゲーム集のような感じのワギャンがどのような出来栄えで登場するのか、幅広い年齢層が楽しめるだけに、小手先の完成度になっていないことを願うばかりです。

2009年9月26日|

カテゴリー:任天堂DSソフト

PS3撤退論を考える2

 昨日ソニーが2600億円の営業赤字に陥ったことが発表されました。ゲーム部門は今期の赤字幅が見込みの400億円から300億円増えて、約700億円の営業赤字の見込みです。
 しかし、今期の赤字はどう言い訳をしても回避することはできませんでした。なぜなら、仮にドル・ユーロに対して20円安に見積もっても未だ赤字は解消されないからです。仮に30円の円安なら黒字化するでしょうが、そんな楽観的(妄想的)では経営者として失格です。
 また、不況で売れなかっただけ、という言い訳も虚しいだけです。実際年間販売台数はXbox360よりも下回っていましたし。
 では、本体価格が高かったからだ、という言い訳はどうでしょう。一見正論のように聞こえますが、それなら「その価格で買いたいと思える本体を発売しなかったのが悪い」と一蹴されるだけです。実際、PS3に勝ったXbox360でさえ、Wiiよりも安く販売されるようになりましたが、それでも2008年の本体販売台数はWii>Xbox360×2、つまりダブルスコアでWiiの圧勝となっています。つまり、その価格でそれ以上の満足を供給できる本体が買われているだけの話なのです。

 さて、漸く撤退論の話に入りますが、今回はPS3の役割から考えてみたいと思います。PS3はブルーレイを普及させるため、HD-DVDと競合し、次世代ディスクとしての覇権を確立するためのものでした。ところが、幸か不幸か早々にHD-DVDは敗れ去り、次世代ディスクはブルーレイに決定しました。しかし、それによってPS3の存続意義が一つ失われることになりました。
 もし慢性的な赤字を解消できないのであれば、ソニー全体を考えるとお荷物になってしまいかねず、過半数を占める外国人投資家が事業撤退を唱えると、「ブルーレイ普及のためのもの」というカードを失ったことは大きく、それに抗うことは難しくなってしまうでしょう。ただでさえ、ソニー本社はエレクトロニクス部門(特に液晶テレビ)に力を入れるようなことを言っています。唯一の黒字部門であるPS2部門は今後も衰退の一途を辿ります。PSP・PS3部門を改善無くしてSCEの今後の発展は考えられません。今一度長期目標を立て直す必要に迫られているのではないでしょうか。

2009年9月23日|

カテゴリー:プレステソフト

WiiはDVD再生機能を有している

 前々から気にはなっていたことですが、昨年あたりからアングラサイトにてWiiでもDVDを見ることができるように改良できるというソフトウェアが配布されるようになってきました。しかも、最近では(コンピュータに強い方なら)非常に簡単に改良できますので、WiiでDVDを見るために改良している方が増えているようです。そして、Wiiリモコンでの操作も意外と快適とあって、Wiiのある部屋にDVD再生機がない方には結構重宝されているようです。

 ところでここまで読まれた方は、「ソフトウェアをインストール(+α)するだけでDVDが見れるのなら、最初から見れるようにすればいいのに‥‥」という疑問が当然のように湧くはずです。任天堂も殆ど手間をかけずに再生機能を標準装備にでき、それをウリにすれば更にWiiの知名度上げることができるはずなのに、それを敢えてしていません。
 しかし、そこにはカラクリがあります。実は、DVD再生装置にはDVDフォーマットに関する特許共同ライセンスというものが存在しています。そしてそのライセンスのロイヤリティーは、DVD-VideoプレーヤーおよびDVD-ROMドライブが販売価格の4パーセント(最低金額4ドル:約360円)などとなっていますので、Wiiの場合は約1000円の支払いが生じてしまいます。その金額を何らか(定価が高くなる・機能が低下するなど)の形でユーザーが負担するとすれば、全てのユーザーが享受できますか?という話になってしまいます。

 DVD再生装置はDVDプレーヤーやPS2はもとより、PCやHDDレコーダー等、1家族で複数持っていることも珍しくなくなりました。それなら無理にライセンス料を上乗せするよりも機能強化等に投資した方が有意義だろうと判断したとすれば、その考え方は強ち間違えではないと思います。そして、DVD再生機能搭載のWiiの発売を未だに先延ばしにしているのも、Wiiの購入者がDVD再生機能の有無を理解できずに間違って買ったりすることを懸念している可能性もあります。ゲーム機に詳しい方には想像できないかも知れませんが、ゲーム機初心者はセンサーバーの置き方すら分からないという方も結構います。
 ですので、あらゆるリスクをできるだけ回避するために、多少の機会損失を覚悟しているのではないでしょうか。個人的にはDVD再生機能搭載機もあったほうが良いとは思いますが。

 取り敢えず、以上の観点から、任天堂はDVD再生機能搭載よりもカラーラインナップが登場する方が先になるのではないか、と思います。ただ、それよりも世界的な品薄の解消が先の課題になりますが。

2009年9月22日|

カテゴリー:Wiiソフト

ファイナルファンタジー13 同梱商法

 DVD版の完成型としてブルーレイディスク版としてファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン コンプリートの発売日が正式に決定しました。本作はDVD版に30分ほどの追加シーンや一部変更などが施されています。
 個人的にはCGこそ綺麗かったのですが、ストーリーが駄目駄目でした。FF7自体をプレイしていないから、と言うことを差し引いてももう少し惹き付けるものが必要だと思います。私の場合、半分くらい見たところで、ストーリーを追うのを諦めてCGを眺めていた感じでした。そして、理解を深めるためにもう一度見ようという気さえ起きませんでした。果たして、今作ではその追加・変更で見るに耐えられる完成度になっているのかが気になりますが、私は見ません。

 さて、そんなBDは4900円で発売されますが、ファイナルファンタジー13体験版の同梱版も発売されます。価格は5900円です。
 体験版だけで1000円もすると考えるのか、体験版をたった1000円でプレイできるのかと考えるのか、それとも5900円で抱き合わせにFF7ACが付いてくると考えるのかは人それぞれですが、どうせならFF13体験版を単体で1000円で発売するくらいの度胸が欲しかったです。これではFF13体験版をダシにFF7ACの売上を上げようという魂胆が見え見えです。
 また、そんなごたごたをよそに、PS3同梱版まで登場します。しかも、160GBの大容量タイプなのですが、何故この時期にゲームではないものに対して最優遇されるのかも疑問です。FF13同梱版なら話は分かりますが。因みに価格は49980円となっていますので、実質4000円が容量倍増分にあたります。

2009年9月21日|

カテゴリー:プレステソフト

428 レビュー

 かなり時間をかけてしまいましたが、428~封鎖された渋谷で~を無事クリアしました。表示されているプレイ時間は54時間ですので、(一般的にはゆっくり目なんでしょうが、個人的には)思ったよりもやや早くクリアできたのではないかと思います。
 何を言うにしてもネタバレor何らかのヒントになってしまいそうなので、どう表現したものか、と思うのですが、何とか頑張ってレビューしてみたいと思います。

 物語そのものはややベタな感じはしますが、初っ端から展開が早い上、人物相関が巧く交わって昇華されていますので、凄く魅せられます。中盤以降にやや間延びする時間帯がありますが、この辺りは普通のドラマでもよくあることなので、多少は仕方がないかな、とは思います。ただ、その間延びを補うための回想シーンが挿入されていたのですが、それはもう少し短く纏まっていてた方が良かったかな、とは思います。
 最大5人まで同時進行で物語を追っかけられますが、この人数は決して少なくはありません。これ以上多いとザッピングがややこしくなってしまいますし。

 サウンドノベル=小説と考えている方からすれば定価7000円のこのソフトは高いと感じるかも知れません。しかし、ドラマやアニメのDVDは2時間で数千円もします。おまけにただ垂れ流すだけで、一般的にはユーザーの選択によってストーリーが変わるというもありません。そう考えると良質のストーリーで数十時間も楽しめるこのゲームはコストパフォーマンスが高いと思います。


ここからはネタバレ(と言うほどでもありませんが)含みます。(以下反転)

 タマの正体には衝撃を受けました。序盤(と言っても結構後なのですが)の中ではこれが一番でしょう。ただ、その後は存在感が少し薄いのは残念です。と思っていたのですが、終盤になって存在感をますイベントがやってきます。
 このゲームに大塚明夫が登場します。何故(インタビューなどでの顔出しはあるが、出演としての顔出しは滅多にしないという意味で)この日とが出演しているのかが分かりませんでしたが、隠しシナリオ(カナン編)でそれは明らかに。因みにアニメシナリオには賛否両論ありますが、個人的にはアリだと思っています。今後のアニメ化もありますし。

 思いがけずに感動したのは、大沢愛の独白です。あんたは江戸時代の人間か!とツッコミたくもなりましたが、こういう結婚観って現代社会でもあるんでしょうか。
 伏線が結構利いています。ドライアイスにあんなオチがあったとは。
 隠しイベントが多すぎです。あんなにゆっくりなスクロール、見落としてしまいます。
 しおりは全部で4枚あります。全部探せましたでしょうか?

2009年9月20日|

カテゴリー:Wiiソフト

1000万台の偉業達成

 NPDの発表では11月に続き12月もWiiは200万台の販売をしましたが、リミット(生産台数の限界)に阻まれてしまい、作年に続き3年連続でチャンスロスを発生してしまいました。それでも年間1017万台を販売し、史上初の年間1000万台の大台を達成しました。
 その一方で、ニンテンドーDSLite)は11月に157万台販売したのに続き、12月だけで304万台を販売しました。これは月間販売台数の記録を更新しています。それでもこちらもチャンスロスを発生させてしまい、年間販売台数も995万台と大台に僅かに届きませんでした。尚、2008年で一番売れたDSソフトはマリオカートDSでした。マリオカートDS‥‥いつまで売れ続けるのでしょうか。

 ところで、Liteの現在の生産能力は月産260万台と言われていますので、ほぼ2か月分がアメリカへ割り振られている計算になってしまいます。しかし、当然ヨーロッパへの出荷も行われていますので、必然的に日本での出荷が縮小されてしまいます。昨年10月頃からLiteの出荷が減っていたことについて、的はずれな推論を垂れ流しているブログが多い中で、当ブログでことあるごとに間違いを指摘しておりましたが、その数字が公表されたことにより裏付けられました。まぁ、当たり前のことを述べていたに過ぎないのですが。

 因みに、2007年12月と同月比較しますと、Wii・DS・Xbox360がそれぞれ伸びているのに対して、PSPPS3PS2は減少しています。PS2の減少は仕方のないところなのですが、PS3は‥‥。

2009年9月19日|

カテゴリー:ゲーム全般のソフト

ジャレコ ゲームヤロウヘ譲渡

 ファミコン初期の方から参入して、燃えろ!!プロ野球などのゲームを輩出したジャレコですが、2000年に入り買収を受けたり、社名が変更したりして紆余曲折の後、持ち株会社である株式会社ジャレコ・ホールディングの傘下に入りました。しかし、ジャレコ・ホールディングは主要業種である金融業に資源を投資するために、業績の悪いジャレコは韓国の日本法人であるゲームヤロウヘ株式を譲渡することを発表しました。譲渡価格は1円です。また、ジャレコ自身が抱えていた負債16.9億円の内、債務超過にあたる9.9億円の債権放棄も併せて発表しました。
 当初はゲーム事業も中核の一つとしていたからこそ持ち株会社に“ジャレコ”を冠していましたが、ジャレコを切り離しても社名の変更はない模様です。

 それにしても‥‥、プレス発表のpdfで、「ハードウェアメーカーに収益構造をコントロールされた中」等という文面があることから、僅かながらでも恨み節が読みとれてしまいます。個人的には企業努力が足りないからだ、と思うのですが、再びジャレコの火が消えないためにも、頑張って収益の上がる体制にしていただきたいと思います。
 尚、ジャレコのゲームサイトには今現在何の発表もありません。

2009年9月16日|

カテゴリー:ゲーム全般のソフト

モンスターハンターG 発売日決定

 PS2で発売されたモンスターハンターGWiiに移植されるという話はご承知の通りだと思いますが、この度発売日・価格も決定しました。
 発売日は4月23日、価格は3900円となります。発売日に関しては決算に計上するために滑り込むようなことはないので作り込みの方は問題なさそうですし、価格も移植作とは言え安価に抑えられていて、カプコンの力の入れ具合が伺えます。更に、このソフトには最新作モンスターハンター3の体験版も同梱されるという椀飯振る舞いです。
 更に“モンスターハンターG スターターパック”として、オリジナル仕様のクラシックコントローラを同梱したお得なパックも用意されています。価格は5240円となっており、バラバラに購入するよりも550円もお買い得となっています。ただし、クラコンが特別仕様ということもあり、数量限定となっています。このソフトはクラコン専用となっていますので、クラコンを持っていない方は是非ともこの機会にゲットして下さい。
 モンスターハンター3の前哨戦となるだけにカプコンはこのソフトに対して戦略的に取り組んでいます。がその一方でネットワークは有料になる感じです。無料だと悪意のあるユーザーの排除に一定以上の費用をかけられないという事情も分からなくもないのですが‥‥。せめてその費用はソフトの価格同様安価に抑えて欲しいところです。

2009年9月15日|

カテゴリー:Wiiソフト

相棒DS 公表

 本日午前0時に解禁になるということを、テクモがマスコミや販売店などに宣伝していたため、主要サイトでは早速更新されていました。
 私は初期の頃から(というよりも水曜午後9時は20年来このチャンネルの番組を)見続けていますので、根っからのファンなのですが、それだけに出来が気になるところです。取り敢えず、テレビ版ドラマの脚本家書き下ろしのオリジナルストーリーが収録されるということですので、これをゲームに落とし込む際に相棒の良さが損なわなければ問題はないと思っています。
 他にも過去に放映されたドラマの中から、人気作や物語の節目となった重要なエピソードをピックアップし、テキストとビジュアル、サウンドを融合した“リッチノベル”が楽しめる「ノベルモード」。登場人物にちなんだミニゲームや用語集を収録した「おまけモード」。以上の3つが収録されます。

 発売日は現在放送されているseason7の終盤にさしかかる3月5日、定価は4980円となっています。

2009年9月14日|

カテゴリー:任天堂DSソフト

薄氷? MOBILE 1UP

 海外のパブリッシャー、MOBILE 1UPからAPPストアで問題のゲームが配布されています。 ゲームはiPhone用のもので、「GW Helmet」「GW Egg」「GW Chef」「GW Octopus」「GW Parachute」「GW Fire」の6本なのですが、その6本ともがいずれも任天堂が1980代前半にゲーム&ウォッチとして発売したものそっくり、というよりもそのものを移植したかのようなものなのです。もうオマージュとかパクリとかいうレベルのものではありません。しかもソフト名の”GW”はどう考えてもゲーム&ウォッチのことですし。堂々としているといいますか、開き直っているといいますか。
 これはさすがに任天堂は黙っていないと思うのですが、どうなのでしょうか。特許関連はあまり詳しくはありませんが、ファミコン本体の特許が切れていることからゲーム&ウォッチもそうなのかも知れません。しかし、百歩譲って仮にそうだとしても企業倫理としてどうなのかと思います。また、Appleの姿勢にも疑問があります。APPストアで公開するためにはAppleの審査があるのですが、その方面に厳しいはずのAppleが事実上のOKを出しているわけで、残念ながら今後の信用問題にも関わってくると思います。
 因みに現在は「GW Helmet」は無料で、他のソフトは$1.99(約180円)となっています。尚、「GW Egg」は近日配信予定なのですが、果たして無事配信できるのかが少し気になるところです。個人的にはOUTなんですけどね。

2009年9月13日|

カテゴリー:ゲーム全般のソフト

PS3撤退論を考える

 前回の話で完結しても良かったのですが、ソニーが14年ぶりに営業赤字へ転落するという報道がありましたので、もう少し現実を見て考察したいと思います。

 そもそもソニー(今回はSCEではなく、ソニー全体として考えます)は任天堂に比べて数倍の資産を保有しています。そして現預金を除けば数十倍とその差は更に広がります。それなのに、何故事業の統廃合をしなければならないのか、それは簡単にいうと円高と販売不振による業績の悪化です。
 今期だけが悪くて来期以降回復するというのであれば楽観視できますが、来期以降も回復の見通しがあるとは言い難く、そうなってくると今までは製品を作り出していた工場が減価償却だけが嵩む金食い虫と化してしまいます。当然従業員等も同じです。銀行は資金を貸してくれなくなり→運転資金が回らず→倒産、という最悪のシナリオを描く可能性はあり得ないとは言い切れません。
 そういうリスクを回避するためにも、事業の一つや二つを切り捨てる決断もあり得るのです。そうなると、その選択肢の一つに上げられるのがゲーム事業ということになってしまいます。長期的に見ればPS3の黒字を見込めるのでしょうが、今期も間違いなく赤字です。しかも円高が現状のままなら次期の赤字も確定的です。おまけにゲーム事業の屋台骨を支えているPS2市場はさらに縮小します。ソフトバンクのADSL事業は多額の赤字を垂れ流していましたが、一応計画通り進んでいたのでまだ良かったのですが、PSP・PS3はともに販売台数の下方修正を繰り返してきた歴史がありますので、よりいっそう厳しく見積もらざるを得ないのです。
 PS3から現行他機種に鞍替え・移植という流れが多いですが、現行他機種からPS3という流れは極端に少ないのも気になるところです。いずれにしろSCEにはPS3を値下げ以外での方法で、魅力あるハードに育てる戦略を練って貰いたいものです。

2009年9月13日|

カテゴリー:プレステソフト

世界市場で見たPSP

 先日マルガの湖畔さんで、あるデータが発表されました。元々はイギリスの機種別ソフト販売比率は世界の機種別ソフト販売比率とほぼ同じになるので、世界の縮図として使えます、という趣旨のものでした。しかし、その中で興味深い数字がありました。それは2008年1~9月きの世界ソフト出荷本数です。
 これを見る限り、WiiPS3の本体に対するソフトの出荷割合は約3本あり、9か月の期間でのこの数値は、ソフトの販売が順調だということが伺えます。Xbox360の数字は判明していませんが、マルガさんの理論を借りれば約4本出荷していると推測されますので、これも順調といえるでしょう。また、PS2に関しては約0.6本と1本を切っていますが、世代交代で既に稼働していない本体も多いことを考えれば仕方のない数字でしょう。
 一方の携帯機の方は苦戦しています。DSは約1.6本となっており、2007年のフィーバーから考えれば落ち着いてしまっています。ただ、DSの場合は本体で赤字を出していないため、経営的に健全です。また、任天堂ハードのソフトは10~12月期に多く売れる傾向がありますので、厳しいながらも利益は確保できるでしょう。その一方、PSPは約0.9本と日本市場だけを見ていると想像以上に苦戦していることが分かります。逆に言えば日本ではMHP2Gにどれだけ救われたかということです。現に、PS2・PS3は海外比率80%以上あるのに対し、PSPは70%強と伸びていません。しかもPSPはPS3ほどではないにしろ本体販売で赤字を出しています。場合によってはフェードアウト?ということを書こうとしたら、マルガさんで新たに更新されていました。

 ところで、よく「赤字で出しているハードは機能の割に安く、逆に黒字で出しているハードはユーザーに還元されていない」といわれる方がいますが、これは大きく間違っていると思います。それは赤字で出そうが機能が優れていようが、「ユーザーがその価格では買いたくない」から売れないわけで、その逆に機能の割に高い価格のハードでも「その価格でも買いたい」から買うわけなんです。何もそれはゲームのハードだけに当てはまるものではなく、ソフトでも家電でもお菓子でも住宅でも何でもそうです。そもそも企業は利益を出さなければ存続できないのですから。

 なんてことを書いていたら更に速報が!GIZMODOにてPS3撤退か?のニュースが流れていました。但し、これは憶測記事なんですが。しかし、強ちないとも言い切れないですね。例えばドリームキャストも今のPS3と同じくらいの出荷量ですし。しかしご安心を。ドリームキャストの場合は撤退発表後の方が売上が伸びてますし、PS3も1ゲーム機ではなくブルーレイ促進の陣頭を担っているわけですので、そう簡単には撤退はあり得ないかと。それよりも独自規格(UMD)のPSPの方が‥‥。

2009年9月12日|

カテゴリー:プレステソフト

ウイニングイレブン2009は裾野を広く

 コナミWii用の新作ソフトウイニングイレブンプレーメーカー2009を発売することを発表しました。
 前作のウイニングイレブンプレーメーカー2008では、フィールド上の選手をWiiリモコンのポインタを利用したりすることにより、直感的に操作することが可能になっていました。この新たな操作性は実際にプレイされたユーザーには好評でした。
 その一方で今までと操作性ががらりと変わることから、グラフィックの向上以外の変化を嫌う保守的なユーザーからは敬遠されてしまいました。その結果、日本での販売本数は10万本強と、ブランド力に比べると今ひとつの結果となりました。
 しかし、今作では2008の操作性を踏襲しつつも、クラシックコントローラーでのプレイにも対応し、従来のウイイレと同じ操作性でのプレイも可能となりました。ですので、万一新しい操作方法が駄目だったとしても従来の操作に戻せますし、リモコンの操作に慣れれば一粒で二度楽しめるので、ウイイレファンなら買わない理由が見つかりません。
 また、最大4人でプレイすることができますので、対戦やタッグなどが楽しめます。情報がないのでどうなるのかは分かりませんが、あとはオンラインプレイが可能になっていれば完璧ですね。

2009年9月 9日|

カテゴリー:Wiiソフト

WiiFit 300万台の大台突破

 発売から好調に販売台数を積み重ねていたWiiFitが、僅か1年強で300万台の大台を突破しました。国内だけで見ればハードのPS3よりも出荷台数が多いというきわめて珍しい現象となっています。
 また、Wii本体よりも大きいバランスWiiボードは折りたたむこともできず、結構邪魔になるのですが、Wii本体に対して40%以上も普及していますので、もはや一周辺機器という範疇を超えて普及していることが伺えます。
 その一方、専用ソフトはバンドルされているWiiFitだけ、対応ソフトもファミリースキーWiiMusicなど数えるほどしかありません。いくら普及しているとは言え、専用ソフトを作るのは勇気がいりますが、PS3よりも普及していることを考えれば、専用ソフトということで他のソフトと差別化を図れますので、今がチャンスとも言えます。
 因みに海外を含めた販売累計台数は1000万台を超えている模様で、果たしてここまで売れることを予想していた人はいたのでしょうか?

2009年9月 8日|

カテゴリー:Wiiソフト

Xbox360に同梱版が立て続けに登場

 昨年のラストレムナント同梱版に続き、来月にはスターオーシャン4が、再来月にはバイオハザード5がそれぞれ同梱版も発売されることになりました。が、同梱版をお求めになる方は少し注意が必要です。
 スターオーシャン4は“Xbox360アーケード スターオーシャン4 プレミアムパック”で、Xbox360アーケード(ハードディスクがないバージョン)を基調としています。ですので、高位機種が欲しい方はバラバラに購入数必要があります。しかし、価格は24800円とバラバラで購入するより3500円もお買い得となりますので、この組み合わせがベストと考えている方にはチャンスだと思います。
 一方のバイオハザード5は“Xbox360 バイオハザード5 プレミアムパック”という名称で、スタンダードモデルのハードが同梱されています。こちらも他の本体との組み合わせがありません。こちらの価格は34800円とバラバラで購入するより3800円もお買い得となります。
 お得な同梱版が頻繁にでることはユーザーの選択肢が増えるという意味では嬉しいことなのでしょうが、それを扱う小売店の負担を考えると手放しでは喜べません。マイクロソフトは目先を変えることよりも根本的に普及を促進する施策を打ち出さなければ、日本での状況の改善は見込めないのではないでしょうか。

2009年9月 7日|

カテゴリー:Xbox360ソフト

アイドルマスターツインズの概要

 バンダイナムコが新たにアイドルマスターツインズという名称の登録商標を取得したことで、「新作なのでは?」と話題になっていましたが、その内容が明らかになりました。
 その内容はアイドルマスターアイドルマスターライブフォーユーのセット商品の名称でした。ちょっと思わせぶりな感じだっただけに肩すかしを食らった感じですね。普通ならプレミアパックとかデラックスパックとかサービスパックとかの名称にした方が分かり易かったと思います。
 因みに、両ソフトともプラチナコレクションとして各2980円で発売されていますが、ツインズは5040円となっていますので、バラバラで買うよりはお得となっています。このソフトのファンとしては肩すかしを食らったとは思いますが、これからXbox360を購入されるユーザーには少しでも安く買えるソフトの選択肢が増えたという意味では朗報ではないでしょうか。

2009年9月 6日|

カテゴリー:Xbox360ソフト

アナザーコード:R 注目

 4年前にニンテンドーDSで発売されたアナザーコードがいよいよWiiでも楽しめるようになりました。続編とありながらも、回想シーンなどを挟んでいるため、Wii版が初体験のユーザーでも物語に入っていけるようになっています。また、他のアドベンチャーゲームと比べても短いとされるプレイ時間は、前作比でボリュームが倍になっているということから、多少は改善されています。
 ボリュームが少なすぎるのは問題ですが、個人的にはDSの黎明期に発売し、DSの数多の使い方を謎解きとして提示し驚かせてくれた、という意味では決して高くはなかったと思います。但し、今となっては同じような使い方をするソフトも多く登場しているので、今から定価で買うとなると、割高に感じるとは思いますが。
 ストーリー展開は(並程度で良いという意味で)あまり期待していません。が、トリック関係には非常に期待しています。今回はWiiが発売されてから既に2年が経過し、宝島Zのような良作も先に発売されていますので、それを超えるようなWii版ならではの謎解きを期待したいと思います。

2009年9月 5日|

カテゴリー:Wiiソフト